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百松沢山ー迷沢山の周回登山の話

定山渓天狗山と余市岳

今日から3月。時が過ぎるのは本当に早い。

 

さて、久しぶりに登山の話。

 

2月25日、平和の滝入口バス停を起点に、百松沢山と迷沢山を周回してきたので備忘録を残したい。

 

まずは当日の天気図を気象庁のウェブサイトから引用。

 

天気図

この日は確実に晴れることが分かっていたから、遠征登山をしたい気分だった。十勝岳や浜益岳、野塚岳、積丹岳、どこへ行っても最高の見晴らしが期待できるだろう。

 

しかし、約2カ月間のブランクで体力が落ちているため、自制して近所を選択した。現実路線である。8時間くらい歩けるコースを選び、トレーニングに徹する。

 

風が穏やかなので、稜線上を長時間歩くことだって可能。そこでいつもの百松沢山に登り、迷沢山まで行くことにした。このルートなら百松沢山ピストンでもいいし、峰越からエスケープして阿部山から下りたり、発寒嶺でやめて送電線から下りたっていい。どれも歩き慣れたコースだ。

 

ちなみに百松沢山はしょっちゅう登っている気がしていたが、直近に来たのは4年前の2022年2月16日らしい。ずいぶんとサボってしまったようだ。

 

始発の地下鉄×バスで平和霊園へ

宮城沢林道

始発の地下鉄×バスに乗り、終点の平和の滝入口で下車するところまではいつものパターン。2026年2月現在、平日と日曜のダイヤが異なるので注意が必要。日曜はスタートが遅くなる。

 

バスを降りたら、秀岳荘のメンバーズバッグにスノーシューやストックを入れたまま、肩掛け状態で歩き始める。

 

除雪最終地点には車が3台。おしゃべり中の方々に会釈だけして、そのまま霊園脇を歩く。

 

雪が締まってトレースもしっかりとあるので、ツボ足でも大丈夫。結局、アイゼン無しでは滑って登れない斜度になる標高420m辺りまで、バスを降りたときの状態のまま来てしまった。ここでスノーシューを装着し、ストックを組み立て、着替えをする。

 

バス停から約2時間半後、結局、百松沢山山頂まで誰とも会わなかった。山頂も無人。好条件のわりにはバス停から148分かかった。加齢と体力低下によるものだろうと思ったので、客観的に判断するために過去のデータと比較して見ることにした。

 

登山日 年齢 所要時間 行程
2026年2月25日  52歳 148分  百松沢(北/南)~迷沢~平和の滝
2022年2月16日 48歳 146分 百松沢(北/南)~砥石~三角~琴似駅
2022年2月13日 48歳 122分 百松沢(北/南)~烏帽子岳~平和霊園
2022年2月9日 48歳 237分 百松沢(北)~ジルベルザッテル~岩崖~平和霊園
2022年1月9日 48歳 142分 百松沢(北)~平和霊園
2021年3月7日 47歳 460分 円山公園駅~砥石~百松沢(南/北)~平和霊園
2021年2月28日 47歳 156分 百松沢(北/南)~平和霊園
2021年2月14日 47歳 132分 百松沢(北)~峰越~迷沢~平和の滝
2021年2月7日 47歳 139分 百松沢(北)~峰越~阿部山~平和の滝
2019年3月9日 45歳 130分 百松沢(北/南)~平和霊園

その他にも2015年と14年にも登った記録があるが、ログがないので割愛。

 

猛烈なラッセルをして時間がかかったのは22年2月9日だけのようだ。その他の結果を見ると、ざっくり10%くらい遅くなっているような感じがする。

 

10%と言えば10分~15分なので、大休止1回分くらいだろうか。大したことがないように思えるが、今回のように迷沢山まで縦走して下りてくるようなコースになると、誤差では済まされなくなる。

 

実際、2021年2月14日にほぼ同じルートを歩いていて、山行時間が6時間56分で14時には下山完了しているのに対し、今回は8時間31分で下山は15時34分。

 

今回は百松沢南峰にも立ち寄ったからそれを考慮する必要があるけれど、それでもおよそ1時間の差異が生じている。山行の後半になれば差異の割合が10%を超えていると考えてよいだろう。

 

こういう部分は見逃せない。きちんと加味したうえで次回以降の山行計画に反映させたいところだ。

 

百松沢山から峰越、迷沢山へ

百松沢山

さすがに北峰から峰越までの区間は誰も歩いていないだろうと思っていた。

 

にもかかわらず、トレースがあって拍子抜けした。さらに視界も晴れているので、ほとんど地図を見ることなく峰越へ着いた。

 

とは言え、ぼんやり歩いていて迷い込みかけた場所もあったので、決して油断はできない。ある程度雪山に慣れている人以外には、おすすめできないコースだ。

 

迷いやすい箇所

例えばこことか。

 

屈曲部

この辺りも注意が必要だ。ログを見れば一目瞭然。

 

コブを捲こうとして腹部をトラバースしたり、ブッシュや雪庇を避けて稜線上から外れたり、あるいは傾斜変換線で下りに差し掛かる際、次のポコを見通して直線的に下りようとして間違うことが多い。

 

慣れていれば違和感を感じるものだが、雪が降って視界が悪ければ気付けないこともあるだろう。

 

峰越

最近は阿部山から峰越へ登る人が多いようで、峰越から迷沢山までの区間は道ができていた。ノーラッセルで快適。

 

新送電線でソロの女性とスライドして挨拶し、発寒嶺から下りた辺りではユートピア方向からスキーで下ってきた方ともスライドした。

 

こんなにいい天気でも、平日の午後はとっても静かな山歩きが楽しめる。

 

森林限界を超えた独特の景色は確かに魅力的だけど、アップダウンが続く林内を繋ぎ、札幌市内の奥地を楽しめるのもスノーシューハイキングの魅力だと思う。

 

次の計画

北海道の雪山に登るのは、今シーズンをもってしばらく遠ざかる見込み。

 

そこで、正月にリストアップした山々にも登りたいのだけど、今の気持ちとしては札幌圏の山々に心が動いている。

 

2022年には札幌スカイラインを分割して歩いたので、これをもう一度やってみたいと思っている。あの当時は確か、

  1. 空沼岳ー漁岳-フレ岳ー中山峠
  2. 無意根山ー美比内山ー余市岳ー国際スキー場
  3. 平和の滝ー奥手稲山ー銭函南岳ー春香山ーONZE
  4. 百松沢山ー砥石山ー奥三角山ー琴似

の4分割で、概ね繋がった。その他にも、狭薄山、ヒクタ、白井岳、毒矢峰、中岳、南岳、四ツ峰、小札幌などへも行って、満足を越えて飽きたくらいだった。それをまたやりたい。

 

それに今年を逃すと、体力的にもう二度とやれなくなっているような気もする。

 

老いと正面から向き合わざるを得ない年齢になり、正直言って寂しい。それもまた現実として受け入れるしかない。残りが少ないからこそ、いつ、何を選ぶかが大切になってくる。まさにラストチャンス、自分の心と向き合って慎重に選択したい。一つだけ選ぶとしたら、中山峠~国際スキー場の区間だろうか。計画を進めよう。